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朗読サークル「こころ」


どの様な団体ですか?

サークルこころは、視覚障がい者の方に対し朗読(音声訳)ボランティアを行うグループで、今年活動二十周年を迎えました。現在、会員二十名。総合福祉センター録音室において、毎月五回視覚障がい者の方にお届けする朗読の録音をしています。朗読の内容は、行政の広報誌や小説のほか、生活の知恵といったものもあります。また、毎年一回、朗読をお届けしている視覚障がい者(リスナー)の方々との交流会も開催しています。その他、市内の幼稚園、小学校、中学校へ「読み聞かせ」にも伺っています。

活動のきっかけ・推移

最初は点訳ボランティア活動をしていましたが、中途視覚障がい者の方は点字が読めないことに気付きました。そこで、現会長ほか二名が、平成四年に当時松山市で開催されていた朗読講習会を受講しました。
大洲市で本格的に活動を開始した当時は録音室も機材もなく、市役所別館などをお借りしてのスタートでした。
その後、朗読ボランティア養成講座の開講、朗読の録音媒体がカセットテープからCDに移行する時代の流れに伴うパソコンの導入など様々なことがありました。
平成二十四年には厚生労働大臣表彰を受賞し、とても励みになりました。

活動の楽しみ、魅力

リスナーさんの情報収集の手段として貢献できることが大きな喜びです。
リスナーさんから朗読についてのご意見や感想を聞かせて頂く度により良い録音物をお届けできるよう切磋琢磨して向上して行くことも楽しみです。
今年のリスナーさんとの交流会では、「こころさんのCDが届くのをいつも楽しみに待っています。CDが届いたら他の用事を放っておいてでもテープを聞きます。その時間は誰にも邪魔されたくないのでお客さんにも来て欲しくないくらいです。」など、たくさんのありがたいご意見を頂きました。

思い、メッセージ

私たちの朗読は、文字を音声に変えてお届けする「音声訳」です。文字を読むだけでなく、「こころ」もお届けする「心」と「心」の架け橋だと思っています。
この思いが通じた時は、無常の喜びを感じます。


お問い合わせ先


社会福祉法人 大洲市社会福祉協議会
〒795-0064 愛媛県大洲市東大洲270-1
TEL:0893-23-0313
FAX:0893-23-0295

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